【獣医監修】高齢犬(老犬)が食事を拒否する主な理由とすぐできる対処のコツ
愛犬がごはんを残すときに考えたいこと
食べる力は、生きる力。
シニア期の「食べにくい」「食べない」は、
体からの小さなサインかもしれません。
今できるやさしい工夫から、はじめてみませんか。
昨日までもりもり食べていた愛犬が、急にフードに興味を示さなくなったら、飼い主様の心配は尽きないでしょう。 特に15歳を超える高齢の愛犬が、少し痩せた、散歩中に立ち止まることが増えた、呼びかけへの反応が鈍くなったなどの変化を見せた時は、愛犬からの大切なサインかもしれません。
シニア期の犬は、加齢とともに消化機能や嗅覚、味覚、そして噛む力など、体のあちこちで変化が起こり、食欲が落ちることがあります。 お皿に残ったフードは、「今日はちょっと食欲がないな」「うまく噛めないな」「匂いが感じにくいな」といった、愛犬の気持ちの表れです。 愛犬の小さな変化に気づき、寄り添うことで、残された時間をより豊かに、快適に過ごしてもらうことができます。 この記事では、愛犬の食欲不振の背景にある理由をわかりやすく解説し、飼い主様が今日から実践できるケアのヒントをお伝えします。
なぜ食べなくなるのか
15歳を超えると、嗅覚や味覚が鈍りやすくなり、ドライフードのような固い粒を噛むのが難しくなります。さらに、消化酵素の分泌が減ることで少しの胃もたれでも食欲不振につながります。 腎臓や肝臓に疲労がたまっている場合も、体が「休ませてほしい」と信号を出し、自ら食事量を落とすことがあります。
また、歯石や歯周病といった口内トラブルも大きな原因のひとつです。 噛むたびに痛みを感じれば、ごはん皿から距離をとってしまうのも無理はありません。そのほかには、引っ越しや家族の増減といった生活環境の変化が強いストレスとなり、その影響で食欲が落ちてしまうこともあります。
今日からできる工夫
愛犬がご飯を食べないと心配になりますよね、、
でも、ちょっとした工夫で改善できることもあります。無理のない範囲で、できそうなことから試してみてください。
1 ぬるま湯でふやかす
ドライフードの粒に40℃前後の湯を同量注ぎ、2~3分待つだけでも香りがたちます。さらにふやかすと食べやすくなります。
2 ウェットフードやスープを混ぜる
好きなウェットフードやスープ、ヤギミルクを混ぜると匂いが立ち飲み込みやすさもUP。
3 食器の高さを肩の位置に合わせる
もし、食事の体勢が辛くて食べないのであれば、食器の高さを調整することで首や関節の痛みが軽くなり、再び皿に向かう犬が多いです。
4 食事時間を決めて区切る
だらだら残されたフードは酸化し味が落ちます。例えば20分など短時間で食べきる習慣をつけると次の食事も楽しみにします。
5 好きな食材をトッピング
湯がいた白身魚、かぼちゃ、さつまいもなど安全で香りの強い物を少量だけ散らしてあげます。
こうした工夫に加えて、 嗅覚や嚥下にやさしい食事の取り入れも大切です。
ウェットフード活用のすすめ
高齢犬の食欲不振には、ウェットフードがおすすめです。
香りが強いので食欲がない子も食べやすく、水分が多いため水分補給のサポートとして、脱水予防にもつながります。
また、噛む力が弱くなった子でも、ペースト状なら比較的楽に食べられます。
実際に、ウェットフードを取り入れることで食欲が回復し、体重が増えたという良い例も多くあります。
シニア期の年齢変化とケアの重要性
犬は7歳頃からシニア期に入るといわれていますが、犬の7歳は人間でいうと40代後半~50歳ほどで、まだ元気に見える時期です。
しかし、体の内側では少しずつ変化が始まっており、犬の11歳になると人間でいう60代前後にあたり、体力や消化機能の低下などが徐々に見られやすくなります。
そのままケアをせずに過ごすと、14歳以降に差が出やすくなります。
なお、犬の14歳は人間でいうと70代後半~80歳前後とされており、日々の食事やケアがより重要になる時期です。
臨床獣医師が開発したシニア期用ウェットフード
高齢期は嗅覚・嚥下が弱くなりやすく、
食べにくさが続くと体重減少にもつながります。
そんな時の“選択肢”として、
臨床獣医師が開発したシニア期用ウェットフードをご紹介します。
メディダイエット

メディダイエットは成長期からシニア期までの「ステージ」に応じた成分を配合したウェットフードです。
シニア用のラインナップは7歳以上のシニア期を健康的に過ごすために、シニア期を3ステージに分け、それぞれに合わせた栄養素とサプリメント成分を配合しています。
MediDiet メディダイエット 犬用 シニアアクティブ
シニア期は脱水に対して身体が鈍感になるため、カロリーを控えた水分量の多い食餌が必要になります。
「シニアアクティブ」は、衰えてくる代謝や関節をケアする健康成分を配合し、シニア期の健康な毎日をサポートします。咀嚼に負担をかけにくいパテタイプの総合栄養食です。
MediDiet メディダイエット 犬用 シニアアシスト
シニア中期(11歳~は内臓機能や味覚・嗅覚が衰えて、食欲にムラが出始める時期です。
咀嚼力が落ちて食べる量も減ってくるため、咀嚼しやすく嚥下しやすいフードに切り替える必要があるシニア犬も増えてきます。
メディダイエット シニアアシストは体の酸化によるダメージと脳の老化現象をケアする健康成分を配合した、シニア中期に与えやすい機能性栄養補助食です。
MediDiet メディダイエット 犬用 シニアエナジー
シニア後期(15歳~)は咀嚼力や嚥下力の衰えだけでなく、味覚や嗅覚も落ちて食欲が低下しやすい時期です。
また各種疾患を有することも多く、食べても痩せてくることがありますので、少量でカロリーを得られるフードが必要になります。
メディダイエット シニアエナジーは、シリンジで経口的に食べさせやすいペーストタイプのエネルギー補給食です。
お客様からの声
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「MediDiet メディダイエット シニア 犬用 お試し6個セット」
「まずは少量から試してみたい」という方におすすめのセットです。
シニアアクティブ、シニアアシスト、シニアエナジーの3種類をそれぞれ2個ずつお試しいただけます。
与え方
初めてウェットフードを与える際は、胃腸に負担をかけないよう、少量からドライフードに混ぜて与えてください。
ただし、持病がある場合は獣医師に相談して適切な種類の食事を選んでくださいね。
開封したウェットフードは、酸化を防ぐため、密閉容器に入れて冷蔵庫で保管し、早めに使い切りましょう。
与える前に少し温めると、香りが引き立って食いつきが良くなります。
また、愛犬が飽きないように、色々な味のウェットフードを試したり、ローテーションしたりするのも良い方法です。
食べた量や時間を記録しておくと、愛犬の好みの変化や体調の把握に役立ちます。
3日続く拒否は病院へ
72時間以上まともに食べない状態は脱水と低血糖リスクが急上昇します。 特に嘔吐 下痢 大量の水飲み 呼吸の乱れを伴う場合は当日中の診察が理想です。
毎日のチェックポイント
体重 … 週に一度、同じ時間帯に測ってみましょう。
飲水量 … 24時間でどのくらい飲んだか、どんぶり何杯分といった目安で十分です。
散歩の様子 … 歩幅が狭くなっていないか、距離が短くなっていないかをチェック。
排尿 … 回数や色、匂いの変化もチェック。
これらをノートやアプリに記録し獣医師へ共有すると診断の精度も大幅に上がります。
まとめ
老犬がごはんを食べない、食欲不振が続くとき、飼い主様はとても不安になるものですが、食欲低下は体調や気持ちの変化を知らせてくれる大切なサインです。
しかし、小さな工夫でまたお皿に向かってくれることも少なくありません。
もし食欲不振が3日以上続く場合や、他に気になる症状が見られる場合は、早めに獣医師に相談しましょう。
毎日の観察と記録は、愛犬の「小さな変化」に気づく手助けになります。
愛犬がいつまでもおいしく食事ができ、飼い主様との楽しい時間を長く過ごせるよう、愛犬のペースに合わせてサポートしてあげることが、なによりの安心につながります。
皆さまと愛犬がおいしく食事を楽しみ、一緒に幸せな時間を過ごせることを心から願っています。






















